<< 一覧に戻る

State of the art 大腸T1(SM)癌に対する内視鏡診療の現状と将来展望

大腸T1(SM)癌外科手術の治療成績

小林宏寿杉原健一

大腸がんperspective Vol.3 No.3, 23-28, 2017

大腸T1(SM)癌は早期癌に分類されるものの,リンパ節転移や血行性転移を有する症例もあるため,適切な治療が求められる。一部の大腸T1癌については内視鏡治療(粘膜切除術や粘膜下層剥離術)の適応となるが,リンパ節転移の危険を有する症例ではリンパ節郭清を伴う外科切除術が推奨される。よって,大腸T1癌の場合,まずどのような治療法がもっとも適切かを判断する必要がある。外科的切除が必要な場合,現在多くの施設で腹腔鏡下手術がその低侵襲性より導入されている。ただし,大腸T1癌に対する外科的根治切除後にも一定の頻度で再発をきたすため,術後フォローアップを要する。
「KEY WORDS」大腸癌,T1癌,SM癌,再発

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る