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European Cancer Congress(ECC)

ECC 2015におけるトピックス

濱口哲弥

大腸がんperspective Vol.3 No.1, 60-64, 2016

「はじめに」オーストリア・ウィーンで開催されたEuropean Cancer Congress(ECC 2015―第18回ECCO・第40回ESMO)で注目されたのは,やはり免疫チェックポイント阻害薬の話題でした。さまざまな癌種で免疫チェックポイント阻害薬の報告がなされ,関心の高さが伺われました。消化器領域におけるもっとも大きなトピックスは,神経内分泌腫瘍(NET)のRADIANT-4試験です。この試験により,標準治療が変わる結果であったと認識しています。大腸癌に関しては,新たに実地臨床が変わるような大きな発表は今回はあまりなかったように思います。その代わり,個別化に向けて,細かいデータの分析から,どのような患者さんにどのような順番で薬を使用していくかといった検討や,大規模な試験の副次的な解析に関する発表が多かったと思います。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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