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座談会(Round Table Discussion)

大腸癌における免疫機構とImmune Checkpoint阻害薬の可能性について

室圭谷口浩也吉野孝之西川博嘉

大腸がんperspective Vol.3 No.1, 10-17, 2016

免疫チェックポイント阻害薬による免疫療法の対象はその理論的根拠の妥当性が初めて証明されたメラノーマから肺癌に広がり,次なるがん種の一つとして注目されているのがマイクロサテライト不安定性(MSI)を背景とする一部の大腸癌である。米国臨床腫瘍学会(ASCO 2015)では,MSIを引き起こすDNAミスマッチ修復(MMR)欠損のある大腸癌に対して,抗PD-1抗体薬の有効性が報告され話題になった。本座談会では,室圭先生司会のもと,腫瘍内科医と免疫研究者の先生方にお集まりいただき,MSI陽性大腸癌の基本的特徴,診断,免疫学的特性,抗PD-1抗体薬の臨床試験成績,そして免疫療法の新たな展開についてご討議いただいた。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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