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大腸癌の内視鏡Up-to-date

CT colonographyを用いた大腸がん検診

三宅基隆

大腸がんperspective Vol.2 No.4, 56-60, 2016

「はじめに」CT colonography(CTC)はCTを用いた大腸の三次元的診断の総称である。本邦においてはCT検査における大腸CT加算として2012年に保険診療の適応となり,以降,一般外来診療や人間ドックなどにおける大腸検査の新たな選択肢の一つとして着実に普及が進んでいる。今後のさらなる診断技術の進歩と診断法の普及により,CTCは大腸の主要な診断法の一つとして受け入れられていくであろう。
「CTCとは」一般的に,「前処置(検査食摂取や下剤投与など)を行った後に,(炭酸)ガス送気により大腸を拡張させ,マルチスライスCT(MSCT)により撮影を行い,得られた画像を三次元画像処理(図1)し解析・診断するもの」と理解されている。空気と軟部組織の良好なコントラストを活かして,従来のCT撮影法では恒常的な可視化が困難であった大腸病変を,良好に可視化することができる(図2)。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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