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Q&A レジデントのための診療のEssence

Q.「RAS遺伝子検査」はどのように変わったのですか?

小谷大輔福岡聖大吉野孝之

大腸がんperspective Vol.2 No.3, 58-60, 2015

「Answer」
従来のKRAS exon 2遺伝子検査から,KRAS exon 2,3,4およびNRAS exon 2,3,4遺伝子を対象としたRAS遺伝子検査に変わりました。抗EGFR抗体薬は,RAS遺伝子変異のない切除不能進行・再発大腸癌に対して使用されることが望ましいと考えられます。
「従来のKRAS遺伝子検査」切除不能進行・再発大腸癌に対する抗EGFR抗体薬の効果予測因子としてKRAS遺伝子変異の有無が報告され,KRAS遺伝子変異検査が2010年4月に保険償還されました。現在では「MEBGENTM KRAS遺伝子変異検出キット」,「TheraScreen®:K-RAS Mutation Kit」,「OncoGuide KRAS遺伝子変異検出キット」が承認されています(表1)。これらの体外診断薬は,最も変異頻度の多いKRAS exon 2の遺伝子変異を対象としていました。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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