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State of the art 大腸癌低侵襲手術の新たな展開を目指して

腹腔鏡下大腸癌手術におけるNeedlescopic Surgery+NOSE(Natural Orifice Specimen Extraction)について

池田公治伊藤雅昭

大腸がんperspective Vol.2 No.3, 31-37, 2015

「Summary」腹腔鏡下大腸癌手術領域における一般的な術式は,5本のトロッカーを用い,その1つを小開腹創として吻合操作や標本摘出に利用するものである。一方でトロッカーの数を減らしたり,一つひとつの創長を小さくすることで術後の痛みや整容面で有用な術式としてReduced Port Surgeryの概念が定着してきている。Reduced Port Surgeryは,トロッカーの数を減じ,最終的には臍部1ヵ所より腹腔内にアクセスする単孔式手術と,2,3mmの細径鉗子や細径のカメラを用いることでトロッカーの創長を減じる細径式腹腔鏡下手術の二つの手術方法があり,近年ではその他の融合術式も検討されている。表題のNeedlescopic Surgery+NOSEは標本摘出の創延長を避け,細径式手術のメリットを最大限に反映した手術である。
「Key words」細径鉗子,Reduced Port Surgery,NOSE,TVSE,Needlescopic Surgery

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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