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画像診断との対比で学ぶ大腸疾患アトラス
(Column)肺のWHO分類においてCarcinoidが使い続けられている経緯

掲載誌
大腸がんperspective Vol.2 No.3 9-12, 2015
著者名
石川雄一
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / 消化器 / 癌
診療科目
一般外科 / 呼吸器内科 / 消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
媒体
大腸がんperspective

「カルチノイド(carcinoid)という名称―序に代えて」消化管や肺には,通常の腺癌よりも悪性度が低く,神経内分泌性をもつ腫瘍が存在し,これまでカルチノイド腫瘍(Carcinoid tumour)と呼ばれてきた(図1)。上皮性の腫瘍であり転移もするので,明らかに一種の癌である。カルチノイド腫瘍という語は,癌腫様腫瘍という意味の造語であり,平たくいえば「がんもどき」ということである。この語には「癌ではない」という含意があり,神経内分泌性腫瘍であるという意味を含んでいないので,一種の誤称(misnomer)といってもいいかもしれない。このような背景から,カルチノイドという語を使わないようにすること,この腫瘍を Neuroendocrine tumoursの一つとして位置づけることという2点から,神経内分泌性腫瘍の分類改訂の試みが行われてきた。現在は,消化器および内分泌臓器の腫瘍では,Neuroendocrine tumour(NET),Neuroendocrine carcinoma(NEC)という語が主として使われ,カルチノイドという語は,括弧内で示されるに過ぎなくなっている。それに対し肺腫瘍の規約では,2015年3月に刊行された新しい分類でも,Carcinoid tumourという語が使われている1)。まずは,現行のWHO分類をBlue Booksから見てみよう。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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