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画像診断との対比で学ぶ大腸疾患アトラス
絨毛腫瘍(Villous tumor)

掲載誌
大腸がんperspective Vol.2 No.2 4-7, 2015
著者名
渡邉大輔 / 吉﨑哲也 / 池原伸直 / 森田圭紀 / 豊永高史
記事体裁
症例 / 抄録
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
消化器内科 / 消化器外科
媒体
大腸がんperspective

今回のテーマは,「絨毛腫瘍(Villous tumor)」である。大腸癌取扱い規約第8版(2013年7月)の大腸の良性上皮性腫瘍には腺腫として,管状腺腫,管状絨毛腺腫,絨毛腺腫,鋸歯状腺腫が記載されている。いわゆる,広基性鋸歯状腺腫/ポリープ(sessile serrated adenoma/polyp;SSA/P)は腫瘍様病変に分類されている。管状腺腫,管状絨毛腺腫,絨毛腺腫については,管状成分と絨毛成分の比率で分けるのが多いが,規約には書かれていない。欧米では管状成分が75%以上を管状腺腫,絨毛成分が75%以上を絨毛腺腫とするという文献がみられる。絨毛とは,ほぼ全体が狭い間質を有し,分岐することなく粘膜筋板直上から櫛上に突出する腺管からなる腺腫で,一般に増殖の強い部分は表層部にあることが多いとされている。このような分類と今回,用いられた絨毛腫瘍という診断は若干異なる。絨毛腫瘍の定義には諸説があり,古典的には肉眼所見に基づいた診断名とされている。組織学的には腺腫,粘膜内癌,浸潤癌が含まれることになる。つまり,絨毛腫瘍は腫瘍の表面がshaggy appearanceを呈し,水平発育するものと解釈される。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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