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Catch Up 分子生物学

解明されつつある細胞周期の調節機構

内藤敦賀川義規竹政伊知朗水島恒和山本浩文土岐祐一郎森正樹

大腸がんperspective Vol.2 No.1, 59-63, 2015

「Summary」細胞周期とは細胞が分裂する際の一連の過程を指し,1953年にその概念が提唱されて以来,さまざまな調節機構が報告されている。またがん細胞は一般に細胞周期の調節機構に破綻をきたし,細胞の異常増殖を起こした状態であると考えられる。一方で,既存の抗がん剤や放射線治療は細胞周期を回っている細胞に対しての効果を示すが,がん幹細胞のような静止期に止まる細胞には治療抵抗性を有する。現在,がん治療の面からも細胞周期との関係が注目されている。
「Key words」細胞周期,R点,チェックポイント,がん,静止期維持

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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