THEME COVID-19と心血管・脳血管疾患 Special Articles
COVID-19と心筋炎・心不全・不整脈
Cardio-Coagulation Vol.8 No.4, 21-26, 2021
・COVID-19は心筋炎を含めた心筋障害を引き起こしうるが,予後に与える影響はいまだ不明である。
・COVID-19の経過において,リスクの有無に関わらず心不全を新規発症する可能性があり,常に念頭に置く必要がある。
・徐脈性・頻脈性ともに多彩な不整脈がみられ,なかでも重篤な心室性不整脈に関しては生命予後と直結するため,厳重なモニタリングと予防が必須である。
「KEY WORDS」COVID-19,心筋炎,心不全,心筋障害,不整脈
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。