THEME カテーテルインターベンション合併心房細動における抗凝固療法 Round Table Discussion
カテーテルインターベンション合併心房細動における抗凝固療法
掲載誌
Cardio-Coagulation
Vol.5 No.4 6-14,
2018
著者名
清水 渉
/
上妻 謙
/
山根 禎一
/
相庭武司
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
診療科目
循環器内科
媒体
Cardio-Coagulation
2011年以降,4種類の直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)が相次いで臨床応用されるなか,急性冠症候群や待機的経皮的冠動脈形成術を合併した心房細動に対する抗凝固療法,あるいは心房細動のカテーテルアブレーション周術期における抗凝固療法について,大規模な無作為化比較試験の結果が明らかになるにつれ,ワルファリンもDOACも休薬しないのが基本となるなど,大きく様変わりしてきた。その流れは消化器領域の内視鏡検査・治療においても循環器領域のデバイス手術においても同様に認められ,近い将来4種類のDOACのエビデンスが揃えば,その使い分けも進むと思われる。本座談会では,『カテーテルインターベンション合併心房細動における抗凝固療法』というテーマのもと各領域のエキスパートの先生方にお集まりいただき,ディスカッションしていただいた。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。