ゼロから始めるVTE診療HOW TO
DVT診断における下肢静脈エコー
Cardio-Coagulation Vol.5 No.3, 51-56, 2018
エコーを臨床に活かすには,まずエコーの原理を承知し,使用する超音波機器の取り扱い方法を識り,最近のデジタル化された機器を活かしきることである。次いで,対象となる部位の解剖や生理,および血管疾患の病態を識り,さらにエコーの適応と限界も識っておくことが,診断への必須条件である。最後に,知識を実際に活かすための実践の技術習得も,エコー検査では必要となる。労力と時間が必要だが,系統的に行えば習得できる。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。