THEME ワルファリンとDOAC再考 Round Table Discussion
心房細動における抗凝固療法:ワルファリンとDOAC再考
Cardio-Coagulation Vol.5 No.3, 6-14, 2018
2011年に最初の直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)であるダビガトランが登場して以来,現在までに4剤のDOACが臨床応用されたが,7年の使用経験の積み重ねの結果,それらの優れた点とともに課題もみえはじめてきた。ワルファリン療法ではPT-INR測定機器であるpoint of care testing(POCT)デバイスや新しい中和薬が使用可能となり,出血に対処しやすくなった。このような現状を踏まえ,今回は本領域のエキスパートの先生方にお集まりいただき,「心房細動における抗凝固療法:ワルファリンとDOAC再考」をテーマにディスカッションしていただいた。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。