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VTEの急性期治療

Cardio-Coagulation Vol.4 No.4, 45-48, 2018

近年,疾患啓発や画像診断の進歩に伴い,肺塞栓症(pulmonary embolism:PE)あるいは深部静脈血栓症(deep vein thrombosis:DVT)と診断される患者は増加傾向にある1)。PEの90%は下肢のDVTに起因し,DVT診断時には無症候性も含めると50%にPEを合併しているため,両疾患は静脈血栓塞栓症(venous thromboembolism:VTE)と包括されている。VTE治療の主体は抗凝固療法であるが,近年新しい抗凝固薬として直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)が選択可能となった。DOACによる抗凝固療法は未分画ヘパリンとワルファリンによる従来治療法の欠点を補い,VTE治療における標準化,適正化をもたらした。本稿では,DOACによる抗凝固療法を中心にVTEの急性期治療について概説する。

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抄録