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M-Review

THEME 心房細動リスクスコアを整理する Special Articles

脳梗塞リスクスコア:CHADS₂スコア,CHA₂DS₂-VAScスコア,ATRIA脳卒中リスクスコア

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掲載誌
Cardio-Coagulation Vol.4 No.2 16-22, 2017
著者名
藤野紀之
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
診療科目
循環器内科
媒体
Cardio-Coagulation
Key Words
CHADS2スコア / CHA2DS2-VAScスコア / ATRIA脳卒中リスクスコア / 脳梗塞 / 危険因子(リスクファクター)

心房細動治療の目標は洞調律を維持することにあったが,2000年代に相次いで報告された大規模臨床試験(AFFIRMなど)によって,抗不整脈薬による洞調律維持(リズムコントロール)が心拍数調節(レートコントロール)に勝るものではないことが示された。それらの大規模臨床試験からわかったことは,心房細動治療において脳塞栓症の合併をいかに減らすかであった。心房細動といってもさまざまな背景があり,その背景因子によって塞栓症のリスクが異なることから,心房細動患者における脳卒中発症リスクの評価指標であるCHADS2スコアが考案された。シンプルで使いやすいが,患者数の多い0~1点の精度が低く,抗凝固薬の要否をさらに見極めるために2010年にCHA2DS2-VAScスコアが作成された。しかし,低リスク症例でも抗凝固薬を推奨することとなり,過剰投与が懸念された。そこで新しいコホートデータを用いて,年齢と脳卒中に重きをおいたATRIA脳卒中リスクスコアが最近報告され,注目を浴びている。
「KEY WORDS」CHADS2スコア,CHA2DS2-VAScスコア,ATRIA脳卒中リスクスコア,脳梗塞,危険因子(リスクファクター)

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Cardio-Coagulation2017年7月号(Vol.4 No.2)

「非弁膜症性心房細動を中心とした循環器疾患と抗凝固療法」に焦点を当て、診療科の枠を超えた総合的な情報や注目すべき話題を幅広く提供する学術専門雑誌

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