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老化とバイオマーカー
第8回 呼吸器老化とバイオマーカー

掲載誌
Anti-aging Science Vol.6 No.1 49-55, 2014
著者名
津島健司 / 巽浩一郎
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / アンチエイジング
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 老年科
媒体
Anti-aging Science

「はじめに」 正常な人間の体細胞は無限に増殖できるわけではなく, 一定回数の分裂を繰り返した後に分裂寿命を迎え, 増殖を停止する. この現象は細胞老化(cellular senescence)と呼ばれており, 細胞分裂に伴うテロメア長の変化, 酸化ストレスなど, 細胞内外からのさまざまな要因により引き起こされている. 老化(Senescence)は生あるすべての種に共通に起こり(普遍性), 個体に内在して外因とは関係なく起こり(内在性), ゆっくりと確実に進行し(進行性), その結果生じる機能低下は人間にとって有害に働く(有害性)ことになる1). 呼吸器疾患は環境を映す鏡といわれ, 肺構造の維持プログラムに影響する遺伝的素因を基盤として, 吸入される環境要因(例えば喫煙・大気汚染)の影響を直接受け, さらに, 加齢とともに構成する細胞は老化し, 呼吸機能は低下し, 「肺年齢」は増加する(図1). 純粋な加齢の結果生じる老人肺(Senile lung)は, 肺胞構造の破壊を伴わず, 呼吸細気管支の拡大を伴っているものと定義されている2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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