Theme 固形がんに対する免疫療法と分子標的治療の進歩 State of the art reviews and future perspectives
肺がんの免疫療法(併用療法を含む)
がん分子標的治療 Vol.18 No.2, 33-37, 2020
肺がんでは,遺伝子解析の診断への応用と免疫チェックポイント阻害薬の開発が進んでいる。非小細胞肺がんにおいてはCTLA-4分子を標的としたイピリムマブが承認され,複合免疫療法が新たな局面を迎えた。すでに臨床応用されているPD-1/L1抗体単剤治療や化学療法との併用療法の長期follow upデータも更新されている。本稿では,肺がんにおける免疫療法の現状と今後の展望について解説する。
「KEY WORDS」PD-1,CTLA-4,TIGIT,免疫チェックポイント阻害薬,NSCLC
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。