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Theme 免疫チェックポイント阻害薬を用いた併用療法(効果と副作用)

がん免疫療法の効果増強法の開発:併用療法の現状と展望

熱田雄波多江龍亮茶本健司

がん分子標的治療 Vol.16 No.3, 15-20, 2018

2014年,日本において悪性黒色腫に対してニボルマブが認可されて以降,現在多様ながんに対して抗PD-1抗体治療は保険適用となっており,抗PD-1抗体治療をはじめとするがん免疫療法は,外科的切除,化学療法,放射線治療に加え新たながん治療として大きな注目を集めている。抗PD-1抗体治療はさまざまながん種で効果が証明されている一方で,全く無効の症例も存在する。残された重要課題は,抗PD-1抗体治療の不応答性の機序を解明することと,その理論的根拠に基づいた有効な併用療法の開発である。本稿では,現在,抗PD-1抗体治療の抗腫瘍免疫を増強する可能性がある併用療法の代表的なものをいくつか挙げて概説する。
「KEY WORDS」PD-1,がん免疫療法,併用療法,免疫代謝,ミトコンドリア

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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