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Theme 新しい臨床試験のデザイン

MASTER KEYプロジェクト

大熊ひとみ平川晃弘米盛勧川井章

がん分子標的治療 Vol.16 No.1, 16-20, 2018

2017年5月,われわれは日本で先駆けとなる「マスタープロトコール」を用いた新しい形の研究“Marker Assisted Selective ThErapy in Rare cancers:Knowledge database Establishing registrY(MASTER KEY)プロジェクト”を立ち上げた。希少がん患者を対象に,患者を網羅的に登録し患者背景や予後データを収集する「レジストリ研究」部分と,個々のバイオマーカーを考慮し複数の治験が並行して実施される「副試験」部分からなる。この取り組みを通して希少がんの効率的な治療開発の推進,および産学共同の治療開発基盤の構築を目指している。本稿では,MASTER KEYプロジェクトの概要説明および用いられたデザインについて解説する。
「KEY WORDS」MASTER KEYプロジェクト ,マスタープロトコール ,希少がん,最適化された医療 ,産学共同

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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