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特集にあたって

がん分子標的治療 Vol.15 No.1, 1-1, 2017

「Precision Medicine」。2015年の1月,当時のアメリカ合衆国大統領のバラク・オバマが使用して以来,それまでの個別化医療という言葉は影を潜め,この言葉が急速に浸透してきている。その理由は,はやり言葉,耳触りがよい,外来語などいくつかあると思われるが,その最たるものは,多くの研究者が感じた「腑に落ちた」という感覚ではないだろうか?
個別化医療は乳がんのホルモン療法などがその走りであるといわれているが,抗がん剤の投与量が体表面積あたりで決定されていたことを考えると,当初から個別化医療を目指していたといっても過言ではない。また,個別化医療はオーダーメイド医療,テーラーメイド医療ともいわれ,まるで「仕立て屋さんがその人の体型にあった衣服を作製するように患者さんにフィットした医療」というように説明されていた。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録