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小児感染症Q&A

Q IGRAは小児結核の診断においてどの程度信頼できますか?

森雅亮

up-to-date 子どもの感染症 Vol.3 No.1, 26-28, 2015

「Answer」
「IGRAとは」IGRAとは,interferon-gamma release assaysの略語である.これは,結核菌特異抗原により全血あるいは精製リンパ球を刺激後,産生されるインターフェロン-γ(interferon-γ:IFNγ)を測定し,結核感染を診断する方法である.現在,IGRAには2種類あり,1つはクォンティフェロン®TBゴールド(QuantiFERON® TB-Gold:QFT-3G)であり,これは全血を検体とし産生IFN-γの測定にはELISA法を使用している.もう1つは,T-SPOT®.TBであり,産生IFN-γの測定法はELISPOT法になっている.両者とも保険適応となる.使用する刺激抗原が結核菌群に特異的であり,BCG接種の影響を受けずに結核菌感染の有無を判別できる検査法であるため,従来から存在するツベルクリン反応検査と比較し特異度が高い.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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