仕事上の過度なストレスに曝されることで心身の疲弊や職務効力感の低下などの心理的反応が引き起こされる燃え尽き症候群は,過重労働が常態化する医師において発生率が高く,とりわけ長時間労働の多い研修医でより高いリスクが指摘されています.このほど,精神科研修医の燃え尽き症候群についての実態を探るべく実施された国際共同研究(BoSS International)の日本国内調査(BoSS Japan)において,わが国の精神科研修医における高い燃え尽き症候群の発生率が報告されました1).BoSS Japan調査を取りまとめられた館農勝先生に精神科研修医の燃え尽き症候群の現状と課題についてお話を伺いました.
NEW TREND 精神医療
精神科研修医における燃え尽き症候群
掲載誌
DEPRESSION JOURNAL
Vol.5 No.3 34-35,
2017
著者名
館農勝
記事体裁
抄録
疾患領域
精神疾患
診療科目
精神科
媒体
DEPRESSION JOURNAL
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。