特集 AGEsと女性医療
2 AGEsと心血管病
WHITE Vol.7 No.2, 16-21, 2019
アテローム性動脈硬化症の危険因子として,喫煙,高血圧,脂質異常症,糖尿病などが知られており,中でも糖尿病は冠動脈疾患,脳血管疾患,閉塞性動脈硬化症の合併頻度が極めて高い.糖尿病症例における動脈硬化症の増加の一因としてリポタンパクの酸化や糖化の亢進の他に,高血糖状態により促進的に生成される終末糖化産物(advanced glycation end products:AGEs)が関与していることが示唆されている.
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