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WHITE PAPER 女性の健康をめぐる新たな潮流

女性の痛み─これまでとこれから─

阿部博昭住谷昌彦

WHITE Vol.4 No.2, 76-79, 2016

本邦の慢性疼痛患者は腰部・頸部(肩凝り)・膝関節など運動器に疼痛を訴える患者が最も多く,0~10までの11段階で5以上の強度の運動器疼痛が6ヵ月以上持続する,中等度以上の慢性疼痛患者が人口あたり15.4%を占め,男性13.6%に対して女性は16.8%と多い.慢性疼痛患者は身体的健康度が非疼痛患者よりも低いだけでなく,精神的健康度も著しく低く健康関連QOLが低くなっている1).厚生労働省国民基礎調査(2013年)によると,年齢に応じて低い健康意識(「よくない」と「あまりよくない」の総和)の割合が増加していくが,特に女性のほうが低い健康意識が10歳未満では男性とほぼ同様であるが,10歳以降は健康意識の低い割合の増加が顕著になっていく.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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