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特集 女性の健康寿命延伸と健康支援

Overview

太田博明

WHITE Vol.4 No.1, 7-11, 2016

「はじめに」世界188ヵ国における1990~2013年の調査によると,わが国の女性の健康寿命は75.56歳とダントツの1位を誇っている(図1)1).一方で,生命寿命も86.83歳と世界一であり,生命寿命と健康寿命の差である「日常生活に支障や制限がある」不健康期間は10年余におよぶ.女性では人生の晩年における健康の個体差は大きく,集団としての健康寿命は確かに長命で確保されているが,個々の一部にはさらなる健康寿命の延伸が求められている.後期高齢者の増加が必至な2025年を控え,昨今,医療において高齢者に特有な非感染性疾患に対峙するために,集団に対する予防医療から個に対する先制医療の必要性が注目されている.そこで本特集を「女性の健康寿命延伸と健康支援」として,女性の幸福感の客観的データの呈示とともに,非感染性疾患として「骨粗鬆症,ロコモティブシンドローム,脳卒中,認知症」を取り上げた.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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