ワーク(仕事)とライフ(生活)をどちらも尊重することで,シナジー(相乗効果)を起こしながら,人生を充実させていこうという考え方.
「ワーク・ライフ・バランス」は,直訳すれば「仕事と生活の調和」と表現される.平成19年(2007年)に,仕事と生活の調和推進官民トップ会議で策定された「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」によれば,『仕事と生活の調和が実現した社会とは,「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き,仕事上の責任を果たすとともに,家庭や地域生活などにおいても,子育て期,中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」である』とされる.