Know-how 女性の健康に関するベーシック
              
 尿失禁・頻尿
                  掲載誌
                
 
                  WHITE
                  Vol.2 No.2 61-65,
                  
                    2014
                  
 
                    著者名
                  
  
                          山中弥太郎
                        / 
                          髙橋 悟
                        
 
                    記事体裁
                  
  
                          抄録
                        
 
                    疾患領域
                  
  
                          代謝・内分泌
                        / 
                          泌尿器
                        
                    診療科目
                  
  
                          リハビリテーション科
                        / 
                          産婦人科
                        / 
                          泌尿器科
                        / 
                          手術・救急
                        
 
                    媒体
                  
 
                      WHITE
                    
 「Q1 女性の頻尿・尿失禁のよい評価法はありますか?」2014年版「世界保健統計」によると,2012年の日本人女性の平均寿命は87.0歳で世界最長である.しかし,加齢とともに頻尿や尿失禁などの下部尿路症状(lower urinary tract symptoms;LUTS)を訴える女性は増加する.頻尿や尿失禁の多くは患者本人のみが自覚するQOL疾患であり,日常診療での評価は,本人からの病歴聴取が基本となる.近年,LUTSに対する評価やQOLを評価するツールとして,さまざまな質問票が開発されている.以前より国際前立腺症状スコア(international prostate symptom score;IPSS)を女性のLUTSの評価として代用してきたが,最近では主要下部尿路症状スコア(core lower urinary tract symptom score;CLSS)1)2)が有用とされ,女性下部尿路症状診療ガイドライン3)でも推奨されている.
          ※記事の内容は雑誌掲載時のものです。