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Meet the Expert 巻頭インタビュー

花房俊昭先生(大阪医科大学内科学Ⅰ教授(現 堺市立総合医療センター院長))

花房俊昭今川彰久

Diabetes Horizons ―Practice and Progress― Vol.5 No.2, 4-9, 2016

「じっくりと考えて進めることのできる内科の道を選択」
今川:本日は,日本の1型糖尿病研究・診療をリードしてこられた花房先生に,これまでの歩みや糖尿病研究および診療への思いを伺い,本領域を志す若手医師にエールをいただければと思っております。私自身,先生にご指導をいただきながら,改めてこうしたお話を伺うのは初めてですが,先生がそもそも医学の道を志されたのはなぜだったのでしょうか。
花房:実家がお寺でしたので,小さい頃はその跡を継ぐものだと思っていました。高校の理系・文系クラス選択のアンケートにもずっと文系希望と書いていたくらいです。ところが化学の研究者であった叔父から「君は理系のほうが向いているのではないか」という手紙を受け取り,そうなのかなと……いう感じで高校3年時に理系クラスに進むことに決めました。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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