中咽頭は解剖学的に複雑であり,嚥下や構音など日常生活に重要な機能を担う臓器である。そのため,この部位の癌に対する治療戦略として,治療後の生活の質(quality of life;QOL)を重視した治療選択が必要となる。QOLに関連した中咽頭亜部位別の治療においても考察する。
中咽頭癌の新しい治療戦略/頭頸部癌に対する治療完遂のコツとチーム医療の実際/再発転移性頭頸部扁平上皮癌の最新治療戦略
中咽頭癌の新しい治療戦略
3 QoSを考慮した局所進行頭頸部癌治療-中咽頭癌の亜部位による治療とQoS-
掲載誌
頭頸部癌FRONTIER
Vol.5 No.1 12-16,
2017
著者名
大上 研二
/
戎本 浩史
/
槇 大輔
記事体裁
抄録
疾患領域
耳鼻科疾患
/
癌
診療科目
耳鼻咽喉科
/
放射線科
/
腫瘍内科
媒体
頭頸部癌FRONTIER
Key Words
quality of survival,中咽頭癌,ヒトパピローマウイルス,化学放射線療法,bioradiotherapy
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。