Message from Overseas
ブリティッシュコロンビア大学留学記
DIABETES UPDATE Vol.8 No.2, 42-43, 2019
私は2016年9月よりカナダ,バンクーバーにあるThe University of British Columbia(UBC)のFrancis C. Lynn准教授の研究室へポスドクとして留学しています。当研究室は,主にマウスとヒト幹細胞(ES細胞,iPS細胞)を用いて,膵β細胞の発生学,その知見に基づいた幹細胞由来ヒトβ細胞の作製・最適化に関する研究を行っています。2019年2月現在,ポスドク2人,大学院生4人,テクニシャン2人が所属する中規模な研究室です。大学院3年生の夏,米国糖尿病学会に参加し,発表した際に研究室に立ち寄り面接を受け,その後,受け入れが決定しました。研究内容に加え,大きな研究室に所属するよりもベンチャー的なラボで自分の力を試してみたいとの思いで選びました。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。