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座談会

糖尿病と腎臓―糖尿病性腎臓病を考える―

宇都宮一典和田淳古家大祐綿田裕孝

DIABETES UPDATE Vol.8 No.2, 4-13, 2019

アルブミン尿の増加を伴わずに腎機能が低下していく糖尿病患者さんが増加しているといわれています。従来の糖尿病性腎症を含めながらも,古典的な臨床経過をたどらない症例をさらに広い概念で捉えるべく,糖尿病性腎臓病(DKD)という概念が提唱されました。しかし,DKDと糖尿病性腎症の相違はどこにあるのかなど,その疾患概念の導入には様々な課題が残されています。そこで,今回はDKDの診断や治療戦略について,医療連携による取り組みなども含め,エキスパートの先生方から最新の知見を踏まえてディスカッションしていただきました。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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