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SGLT・レッスン

DPP-4阻害薬/SGLT2阻害薬の合剤の使い方

―注意点を含めて―

永井義夫

DIABETES UPDATE Vol.7 No.3, 40-43, 2018

我が国ではインスリン非依存状態の糖尿病は,食事療法と運動療法で十分な血糖コントロールが得られない場合に,病態や高血糖状態に合わせて経口血糖降下薬(SU薬,グリニド薬,DPP-4阻害薬,ビグアナイド薬,チアゾリジン薬,α-グルコシダーゼ阻害薬,SGLT2阻害薬)や,注射薬(インスリン製剤あるいはGLP-1受容体作動薬)を用いることが推奨されている。2017年9月にDPP-4阻害薬とSGLT2阻害薬の合剤が発売された。本稿ではこの合剤の我が国での使い方について,DPP-4阻害薬とSGLT2阻害薬の薬剤の特性を確認し,注意点を含めて考えてみたい。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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