アルブミン尿が心血管イベントのリスク因子であることは広く認識されているが1),尿中アルブミン排泄率の変化が長期予後を正確に反映するか否かは定かではない。つまり,アルブミン尿が心腎アウトカムの適切なサロゲートマーカーであり,治療の標的となり得るか否かという点については十分な検証がなされていない。そこで著者らはADVANCE-ON試験のデータに基づいて,2年間での尿中アルブミン排泄率の変化と,その後の主要な心腎イベント,死亡との関連を検討した。
Basic & Clinical Topics
[臨床②]糖尿病患者の尿中アルブミン排泄率変化と主要臨床アウトカム;ADVANCE-ON試験の結果から
掲載誌
DIABETES UPDATE
Vol.7 No.3 24-26,
2018
著者名
的場 圭一郎
/
宇都宮 一典
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌
/
糖尿病
診療科目
糖尿病・代謝・内分泌科
媒体
DIABETES UPDATE
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。