Message from Overseas
ADA Scientific Sessionsに参加して
DIABETES UPDATE Vol.7 No.1, 48-50, 2018
2017年の6月9日から13日まで,サンディエゴで米国糖尿病学会 (ADA) 主催のScientific Sessionsが開催され参加した。日本糖尿病学会の年次学術集会に相当するのがこのScientific Sessionsであり,毎年6月に行われる。「ADAで発表する?」という場合のADAとはこの学術集会を指す。ADAは「エー・ディー・エー」と読むが,若い研究員の一人は「私もアダに行ってみたいです!」とやる気だけはみせていたので,いつか連れて行ってあげたい。ADAの学会規模は大きく,学会場が限られているため,米国の主要な学会場をローテーションしているが,サンディエゴはここ10年くらいで3回目と記憶している。いつ来ても楽しく過ごせる街で,学会場近くの海岸沿いを散歩するだけで気分がよい。海外の学会に初めて参加してから15年程経つが,その中でもベストの学会場だと感じる。今回の学会の印象をはじめとして,昔,学会に参加した時から現在までを含めた印象などを綴りたい。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。