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低血糖の対策を今一度考える

DIABETES UPDATE Vol.6 No.3, 30-33, 2017

最近の目覚ましいインスリン治療の発展にもかかわらず,糖尿病患者にとって低血糖は自己管理を阻む大きな問題である1)。1型糖尿病患者1,441人を対象としたDiabetes Control and Complication Trial(DCCT)の結果では1日3~4回以上の注射を行う強化インスリン療法を行うと,1日1~2回のみの注射による通常インスリン療法に比してHbA1cで示される血糖管理状態は改善されるものの,第三者の介助を要する重症低血糖の頻度は約3倍の多さであったと報告されている2)。またHbA1c値が低いほど重症低血糖の頻度は増加する2)。本稿では,現在あるいは近い未来の治療で可能な低血糖対策について考える。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録