座談会(Round Table Discussion)
糖尿病患者の食事療法と適切な糖質摂取
掲載誌
DIABETES UPDATE
Vol.6 No.3 4-14,
2017
著者名
福井 道明
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窪田 直人
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山田悟
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矢部 大介
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌
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糖尿病
/
栄養管理
診療科目
糖尿病・代謝・内分泌科
媒体
DIABETES UPDATE
糖尿病患者さんの食事療法について,日本糖尿病学会は食品交換表を基にしたカロリー制限食を推奨しています。しかし,入院中はカロリー制限が実践できても,外来に移行すると挫折してしまう患者さんも多く,日常生活の中での長期的な食事療法の実践が課題となっています。近年,炭水化物の摂取量を減らす糖質制限は,血糖コントロール改善や減量が期待できると報告され糖尿病の食事療法の1つとして注目されています。また,食べる順番が血糖コントロールを改善し,食事内容によって薬物治療の効果が高まるという知見も報告されています。そこで,今回は専門の先生方にお集まりいただき,糖尿病患者さんの食事療法と適切な糖質摂取についてディスカッションしていただきました。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。