開業医院施設インタビュー
松葉医院
DIABETES UPDATE Vol.3 No.3, 46-49, 2014
川崎市幸区の住宅街の中に位置する松葉医院は, 水色の壁と白い窓が印象的なヨーロッパ調の建物で, その外観は一般的な病医院のイメージとは異なる. 院長の松葉育郎先生は, 開業以来, 糖尿病治療においては食事療法と運動療法が重要であると考え, 患者さんが実行できるような具体的な指導を行っている. 地域における糖尿病診療に精力的に取り組まれている松葉先生に, 糖尿病の治療方針, 合併症対策, 治療継続の秘訣, および栄養指導のポイントなどについて, お話を伺った. 「患者指導のための充実した設備―ベッドサイド型人工膵臓も設置」「―開業までのご経歴をお聞かせください. 」1978年に東京慈恵会医科大学を卒業し, 同大学第三内科に入局しました. 第三内科では糖尿病患者さんが多かったことから, 糖尿病に興味を持ち大学院に進学しました. 大学院修了後, デンマークのハゲトロン研究所に3年ほど留学し, 1型糖尿病の自己免疫をテーマとして研究に取り組みました.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。