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Pros & Cons
非結核性抗酸菌症の化学療法

掲載誌
感染症道場 Vol.4 No.1 37-40, 2014
著者名
鈴木克洋
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / 感染症
診療科目
呼吸器内科
媒体
感染症道場

「はじめに」 非結核性抗酸菌(nontuberculous mycobacteria: NTM)とは結核菌以外の培養可能な抗酸菌の総称で, その数は年々増加しすでに150種以上となっており, わが国で感染症が報告されている菌種だけでも30種(表1)を超える1). そのほとんどは肺の慢性感染症である肺NTM症である. NTMの特徴は, 結核菌と異なりヒトからヒトへの感染が生じないことである. NTMは土, ほこり, 水周りなどの自然環境に生息しているのが通常で, ヒトに病気を起こすのは一種の迷入といってよい2). したがって, 喀痰から検出されてもそれだけで感染症と診断することはできない. 肺NTM症の診断には診断基準を満たす必要がある. 表2に現在わが国で汎用されている日本結核病学会と日本呼吸器学会合同の診断基準を掲示しておく1). 図1にわれわれの施設で検出されたNTM菌種の割合を示す. 約60%をMycobacterium avium complex(MAC)が, 13%をM.kansasiiが, 4%をM.abscessusが占めた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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