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症例検討 Discussion & Education

B型肝炎における母子感染予防のためのワクチン療法

伊藤嘉規鳥居ゆか川田潤一

感染症道場 Vol.3 No.2, 16-23, 2014

B型肝炎に対しては, 医療政策として1980年代より公費での母子感染対策が行われており, 母子感染自体は減少しているようである. しかしながら, 他のワクチンの定期接種との兼ね合いなど, B型肝炎ウイルス(HBV)ワクチンの接種にはスケジュール面での問題もある. 今回は2013年10月よりHBVワクチンの接種スケジュールが変更されたことを踏まえ, B型肝炎の感染予防について幅広く議論された. また, 母子感染だけでなく, 父子感染など水平感染も問題となっており, HBVワクチン接種戦略についても取り上げられている. 今回のカンファレンスの内容をご一読いただき, B型肝炎予防に対する理解を深め, 日常臨床に活かしていただければ幸いである. 伊藤 今回のカンファレンスは, B型肝炎の母子感染予防に該当する新生児例を検討したいと思います. それでは鳥居先生, 症例提示をお願いします.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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