セプシスとは
過去,重篤な感染症の重症度を適切に表現するための用語や定義が統一されていなかった。そのため臨床の場でbacteremia,septicemia,sepsisがほぼ同一の意味をもった言語として使われ,重篤な感染症の病態把握に混乱が生じていた。bacteremia(菌血症)はその言葉の通り,血液中での細菌の証明が必要になるが,血液から真菌が検出された場合やエンドトキシンなどの毒素が証明された場合はどのように呼ぶのか,またサイトカインが過剰に全身血中に誘導された場合はどのように扱えばよいのかが問題となった。
全文記事
疾患解説:感染症の基礎知識
セプシス(敗血症)
掲載誌
感染症道場
Vol.1 No.3 4-6,
2012
著者名
竹末 芳生
記事体裁
連載
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全文記事
疾患領域
血液
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感染症
診療科目
一般内科
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一般外科
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心臓血管外科
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呼吸器内科
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脳神経外科
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整形外科
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消化器内科
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形成外科
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腎臓内科
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泌尿器科
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血液内科
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腫瘍内科
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麻酔科
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老年科
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手術・救急
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消化器外科
媒体
感染症道場
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。