がん治療が進む中,膵癌は5年生存割合が5-10%と依然予後不良である。膵癌の進行度別の治療選択において,局所進行膵癌は化学療法単独と化学放射線療法が同じレベルで推奨されているが1),どちらをどのように用いるかコンセンサスは得られていない。局所進行膵癌に対する標準治療の確立には,化学療法と化学放射線療法の位置づけを明らかにし,新たな開発を進めていく必要がある。
誌上ディベート
局所進行膵癌に対して有効な治療法とは
③各論を総括して
掲載誌
膵・胆道癌FRONTIER
Vol.6 No.2 22-23,
2017
著者名
古瀬 純司
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器
/
癌
診療科目
消化器内科
/
腫瘍内科
/
放射線科
媒体
膵・胆道癌FRONTIER
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。