<< 一覧に戻る

座談会(Round Table Discussion)

胆道癌治療前の病理診断はどこまで必要か

大川伸一清水宏明川嶋啓揮笹平直樹平岡伸介

膵・胆道癌FRONTIER Vol.6 No.2, 4-11, 2017

胆道癌は国内における年間罹患者約2万人,死亡者数約1.8万人と,膵癌に次ぎ予後の悪い難治癌である。しかしながら,胆道癌の診療領域では必ずしも十分なエビデンスが得られていないテーマが存在し,臨床医が判断に苦慮する場面も少なくない。その一つが,胆道癌における治療前細胞診・組織診の有用性についてである。外科的切除不能と診断され抗癌治療を開始する際,あるいは切除可能と判断された胆道癌症例の術前病理診断は推奨されているが,その手法や有用性の評価については未解決な点も多く,一定のコンセンサスは得られていない。そこで本座談会では,多くの胆道癌症例を手がける施設からエキスパートの先生方をお招きし,胆道癌治療前病理診断の現状と問題点について討論いただいた。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る