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外科手術手技の実際 コツと工夫
膵頭十二指腸切除術におけるArtery-first approach~Mesenteric approachの実際

掲載誌
膵・胆道癌FRONTIER Vol.6 No.1 24-29, 2016
著者名
藤井努 / 山田豪 / 小寺泰弘 / 中尾昭公
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
消化器外科
媒体
膵・胆道癌FRONTIER

膵頭部癌は,その解剖学的特徴から,上腸間膜静脈(SMV)/門脈(PV)から上腸間膜動脈(SMA)周囲神経叢背側へ浸潤を認めることが多い。このことから,SMV/PVの合併切除・再建,SMA神経叢浸潤部の対応,腫瘍近傍である上腸間膜動脈(14番)リンパ節を含めた後腹膜郭清が,膵頭十二指腸切除術のポイントといえる。中尾が提唱してきたIsolated PDとは,Mesenteric approachから手術を開始し,手術操作の初期の段階で膵頭部への流入動脈である下膵十二指腸動脈(IPDA)を同定・結紮切離するものである1)2)。同アプローチにより,手術の最初の段階で,もっとも問題となるSMA周囲への癌浸潤の有無を確認でき,R0手術の可否,また門脈合併切除・再建の可否をも決定することができる3)4)。その後,本邦では同様の手法がいくつか報告され,また2010年にWeitzらの報告により「Artery-first approach」という名称が知られるようになったが5),この概念自体は1993年の中尾の報告が最初であると思われる。本項では,当教室が以前より報告しているMesenteric approachの要点とともに,現在の当教室における膵頭部癌手術の手術方針について概説する。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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