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Question3 「足底腱膜炎はどのように治療しますか?」

Locomotive Pain Frontier Vol.6 No.2, 38-41, 2017

足底腱膜炎は足部に愁訴をもつ患者全体の11~15%を占めるとされており,米国では毎年約200万人が罹患し,その約半数が外来患者として医療機関を受診するといった非常に頻度の高い疾患として知られています。わが国でも有名なアスリートが罹患して競技生活を断念するなど,メディアで度々報じられるようになり,徐々にその認識は高まりつつあります。
足底腱膜炎の主病変は腱膜の炎症ではなく,むしろ腱膜の踵骨への付着部に起こる変性と,その修復不良の病態であることがわかっています。つまり腱膜の踵骨付着部にかかる力学的負荷をいかに軽減させるかが,治療を考える上での重要な鍵となります。今日のグローバル化の進む日本の社会で,歩行を制限することは実質的には不可能といってもよく,症状が長期間にわたり持続したまま,慢性の病態を呈し最終的には難治性となることも少なくありません

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録