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Lecture レクチャー
日本における筋骨格系の慢性疼痛に関する疫学調査―海外との比較も含めて―
掲載誌
Locomotive Pain Frontier
Vol.1 No.1 14-17,
2012
著者名
中村雅也
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西脇祐司
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牛田 享宏
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戸山芳昭
記事体裁
連載
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全文記事
疾患領域
骨・関節
診療科目
整形外科
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リハビリテーション科
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リウマチ科
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麻酔科
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老年科
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精神科
媒体
Locomotive Pain Frontier
Key Words
Epidemiology(疫学)
/
chronic pain(慢性疼痛)
/
musculo-skeletal system(筋骨格系)
わが国における筋骨格系の慢性疼痛の実態と問題点を明らかにするために疫学調査を施行した。その結果,筋骨格系の慢性疼痛は長期の治療にもかかわらず,その改善は必ずしも得られず,患者自身の身体及び精神的健康,さらには社会生活に悪影響を与え, 日常生活において介助を要する機会が増加するために周囲に与える影響も少なくない実態が明らかになった。筋骨格系の慢性疼痛に対する治療法と治療体系の早急な見直しが必要である。
Key words: Epidemiology(疫学),chronic pain(慢性疼痛),musculo-skeletal system(筋骨格系)
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。