他国に先駆けて超高齢社会を迎えているわが国では,腎臓疾患などにより体液管理を必要とする高齢者が増加の一途を辿っている。高齢者では不適切な体液管理や投薬によって脱水や浮腫,電解質異常を容易にきたし,基礎疾患を悪化させる可能性がある。しかし臨床では,高齢患者に対しても非高齢患者と同じ体液管理が行われているのが実状である。本座談会では,高齢者医療のさまざまなステージで活躍されている先生方をお招きし,臨床で経験する体液管理の諸問題とその対応についてご紹介いただいた。
特集 高齢者の体液管理
座談会 高齢化時代の体液管理の諸問題
掲載誌
Fluid Management Renaissance
Vol.6 No.4 7-14,
2016
著者名
佐々木 成
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前田 益孝
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田村 功一
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鈴木 直紀
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
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高血圧
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代謝・内分泌
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糖尿病
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腎臓
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栄養管理
診療科目
腎臓内科
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老年科
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糖尿病・代謝・内分泌科
/
循環器内科
媒体
Fluid Management Renaissance
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。