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心エコーによる体うっ血の評価

Evaluation of systemic congestion by echocardiography

Fluid Management Renaissance Vol.6 No.1, 25-29, 2016

「Summary」“体うっ血”は,循環血液量の増加や中心静脈圧の上昇に伴って体循環静脈系で血液がうっ滞している病態を意味する。体うっ血を評価するということは,すなわち循環血液量の増加や中心静脈圧の上昇を評価することである。これらを非侵襲的かつ簡便に評価できるものとして,循環器内科医の頭にまず浮かぶのは「下大静脈の径および呼吸性変動の計測」や「肝静脈血流速波形の評価」であろう。心エコーを施行する際にこれらの指標を観察することにより,①静脈灌流量(血管内ボリューム),②中心静脈圧(平均右房圧),③右心系負荷疾患に関する情報が得られる。ただし,それらの評価に際してはさまざまな影響因子による超音波診断の限界を理解したうえで身体所見その他の指標を勘案した慎重な総合的評価が要求される。
「Keywords」心エコー,下大静脈,静脈灌流量,中心静脈圧,肝静脈血流

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録