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【特集 心臓手術と体液管理】
心臓外科術中の大量輸液症例における利尿薬の使い方―使用経験から―
Our clinical experience using diuretics in postoperative cardiac surgery patients with fluid overload

掲載誌
Fluid Management Renaissance Vol.4 No.4 40-45, 2014
著者名
酒井佳奈紀
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
診療科目
循環器内科 / 心臓血管外科
媒体
Fluid Management Renaissance

「Summary」心臓血管外科術中・術後は,循環動態維持のため大量補液・輸血が長期間必要となることが少なくない。一方で,重症患者の輸液管理における大量補液の弊害は近年さまざまな研究で指摘されており,体液過剰によるうっ血から臓器障害をきたすことで予後悪化につながると考えられている。術後の利尿不全の多くは循環不全による急性腎障害(AKI)発症が基礎にあるが,十分な輸液負荷にもかかわらず利尿が得られない場合は利尿薬や腎代替療法(RRT)の導入が必要となる。従来,利尿薬はフロセミドなどのループ利尿薬,カルペリチドなどが選択されてきたが,前者は電解質の変動を伴い腎障害存在下では効果不十分となり,大量投与でさらなる腎障害を招くことも多く,後者は血圧低下により使用しにくいケースが多い。RRTはブラッドアクセス確保の問題やinitial drop,強制的な除水により血管内脱水へ陥り,循環不全を悪化させる恐れがある。近年,心不全に対してエビデンスを重ねているトルバプタンであるが,術後急性期においてもvolume controlの一助となる可能性があり,ここに報告する。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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