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【特集 心臓手術と体液管理】
超高齢者に対する心臓手術における体液管理
Perioperative fluid management for very elderly patients undergoing cardiac surgery

掲載誌
Fluid Management Renaissance Vol.4 No.4 20-26, 2014
著者名
美甘章仁
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
診療科目
循環器内科 / 心臓血管外科
媒体
Fluid Management Renaissance

「Summary」現在および将来急速に進行する高齢化社会において,高齢者・超高齢者心臓手術は増加の一途を辿ることが予想される。一般的に高齢者は筋肉量減少と相対的な脂肪組織比率増加によって,容易に脱水や浮腫をきたしやすく,薬物動態にも注意が必要である。さらに,超高齢者の半数近くは慢性腎臓病の重症度がG3以上とされる。周術期の過剰輸液は心臓外科患者においても手術成績不良の危険因子とされ,適正輸液と適正循環のバランスに配慮した体液管理が提唱されつつある。術後体液管理の障壁となる急性腎障害の発生頻度は手術侵襲度や年齢とともに高頻度となるが,さまざまな発生抑制戦略によっても単一経路のみのアプローチによってその発生を抑制することは困難とされ,超高齢者の心臓手術成績不良の一因と考えられる。超高齢者の体液管理のいわゆるgold standardは存在せず,術前・術中のリスク評価などとともに最適な血行動態・輸液管理・腎保護戦略を組み合わせた管理を要する。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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