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【特集 浮腫の鑑別・対処法・メカニズム】
浮腫の鑑別診断

掲載誌
Fluid Management Renaissance Vol.2 No.3 18-24, 2012
著者名
山本啓二
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
Fluid Management Renaissance

「Summary」浮腫は, 組織間質液の過剰状態である. 浮腫の成因は(1)毛細血管内静水圧の上昇, (2)血漿膠質浸透圧の低下, (3)毛細血管透過性の亢進, (4)間質の膠質浸透圧の上昇/リンパ系の障害で, 浮腫は局所性と全身性に大別される. 全身性浮腫の原因として, 腎性浮腫(ネフローゼ症候群, 腎不全など), 心不全や肝硬変などが多い. 医療面接では, 既往歴, 食塩摂取量, 服用中の薬剤, 尿量の推移, 体重の変動, 自覚症状などを聴取する. 身体診察では, 局所性か全身性か, 圧痕性浮腫(pitting edema)か非圧痕性浮腫(non-pitting edema)かを判断し, その後に基本的検査を行う. 尿検査, 血液検査, 画像検査を行い, 腎疾患, 心疾患, 肝疾患のどれによる浮腫かを鑑別する. 血管内容量を把握することは浮腫の鑑別および治療にとって重要であり, 血管内容量は頸静脈圧の測定やエコーによる下大静脈径の計測・呼吸性変動の有無によって評価可能である. また, 浮腫の鑑別診断を行う場合, 複数の病態が合併していることがあるため注意を要する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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